・世界はどこまでもシンプルである。
・客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味付を施した主観的な世界に住んでいます。
・問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうあるか、あなたにその勇気があるかです。
・過去の「原因」ではなくいまの「目的」を考える。
・我々は原因論の住人である限り、1歩も前に進めません。
・アドラー心理学では、トラウマを明確に否定します。
・自分の経験によって決定するのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのです。
・我々は皆、何かしらの「目的」に沿って生きている。
・その手段として、怒りと夕刊感情を摸造した。
・怒りは出し入れ可能な「道具」
・アドラー心理学はニヒリズムの対極にある思想で哲学なのです。
・トラウマの議論に代表されるフロイト的な原因論とは、形を変えた決定論であり、ニヒリズム
の入り口
・「人は変われる」を前提に考えよ
・変わることの第一歩は、知ることにあります。
・答えとは、誰かに教えて貰うのではなく、自らの手で導き出していくべきもの。
・もしも幸せを実感できずにいるのであれば、「このまま」いいはずがない
・大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである
・今のあなたが不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだからなのです。
・ギリシャ語の「善」とは「ためになる」という意味、「悪」「ためにならない」
・「不幸であること」がご自身にとっての「善」だと判断
・性格や気質のこと「ライフスタイル」とゆう言葉で説明
・もしも「ライフスタイル」が先天的に与えられたものではなく、自分で選んだもである
のなら、自ら選び直すことも可能
・つまり人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽
であり、安心なのです。
・アドラー心理学は、勇気の心理学です。
・「もしも何々だったら」と可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできません。
・あなたは「あなた」のまま、ただライフスタイルを選びなおせばいい。
・まずは「いまの自分」を受け入れてもらい、たとえ結果がどうであったとしても前に踏み出す
勇気を持ってもらう。こうしたアプローチのことを「勇気づけ」
・他者から嫌われ、対人関係のなかで傷つくことを過剰に恐れているから
・あなたの「目的」は、「他者との関係の中で傷つかないこと」
・「悩みを消し去るには、宇宙のなかでただひとりでいきるしかない」
・孤独を感じるのにも、他者を必要とします。
・人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。
・われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」
・「優越性の追求」:人は無力の存在としてこの世に生を受けます。そしてその無力な状態から
脱したいと願う、普遍的な欲求を持っています
・理想に到達できてない自分に対し、まるで劣っているかのような感覚を抱く。
・劣等感ではなく劣等コンプレックス
・劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使いはじめた状態のこと指します。
・本来はなんの因果関係もないとことに、あたかも重大な因果関係があるかのように自らを説明
し、納得させてしまう。
・Aさえなければ、わたしは有能であり価値があるのだ、と言外に暗示している。
・「優越コンプレックス」:あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に
浸る。
・もし自慢する人が居るとすれば、それは劣等感を感じているにすぎない。
・「不幸自慢」:不幸であることによって「特別」であろうとし、不幸であるという一点に
おいて、人の上に立とうとします。
・自らの不幸を武器に、相手を支配しようとする。
自らの不幸を「特別」であるための武器をして使っているかぎり、その人は永遠に不幸を
必要とする。
・同じ平らな地平に、前を進んでいる人もいれば、その後ろを進んでいる人もいる。
・誰とも競争することなく、ただ前をむいて歩いていけばいいのです。
・健全な劣等感とは、他社との比較の中で生まれるのではなく「理想の自分」との比較から生まれるもの。
・我々は「同じではないけれど対等」
・今の自分よりも前に進もうとするこそ、価値がある。
・対人関係の軸に「競争」があると、人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができません。
・他者全般のことを、ひいては世界のことを「敵」だと見なすようになる。
・「お前の顔を気にしているのはお前だけだよ」
・他者の幸福を「私の負け」であるかのように捉えているから、祝福できない。
・「人々は私の仲間」と実感できていれば、世界の見え方は全く違ったものになります。
・もし面罵されたなら、その人の隠し持つ「目的」を考える。
・相手の言動に腹が立った時には、相手が「権力争い」を挑んできている。
・勝つことによって、自らの力を証明したい。
・「怒りという道具に頼る必要がない」
・人は対人関係の中で「私は正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れている。
・あなたが正しいと思うなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。
・誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、権力争いから降りること、これらはいずれも「負け」ではありません。
・「人生のタスク(課題)」から逃げている。
行動面の目標が、2つ
1、自立すること
2、社会と調和して暮らせること
そして、この行動を支え心理面の目標として、次の2つ
1、わたしには能力がある、という意識
2、人々はわたしの仲間である、という意識
・「人生のタスク」と向き合うことで達成できる
・「仕事のタスク」「交友之助く」「愛のタスク」
・一人の個人が、社会的な存在として生きていこうとするとき、直面せざるをえない対人関係。それが人生のタスクです。
・核にあるのは対人関係
・アドラー心理学とは、他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学です。
・あいのタスクがもっともむずかしい
・人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することが できます。
・逃げてはならない
・いちばんいけないのは、「このまま」の状態で立ち止まることです。
・自分の目的が変わっただけ
・世界はいつでも危険なところになりうるし、あらゆる他者を「敵」とみなすことも可能
・さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事実を指して、「人生の嘘」と呼び ました。
・善悪でも道徳でもなく"勇気”の問題
・「所有の心理学」ではなく「しようの心理学」
・われわれには、その力があります。